【イベント】Bistro Ampersandにて ココ・ファーム・ワイナリー醸造長を招いて

2023年12月10日、鎌倉駅から徒歩5分にあるフレンチビストロBistro Ampersandにて、ココ・ファーム・ワイナリー醸造責任者の柴田様をお招きしてコース料理を楽しんで頂くイベントを開催しました。

目次


生産者とお客様をつなぐ

Bistro Ampersandのロゴマークは「&」。生産者とお客様とシェフ航さんとを結ぶ事を使命とする想いが店名とロゴマークに込められています。
当店も、つくり手と飲み手の間に、モノとカネ以外にもヒトや想い、エネルギーといった様々なものの好循環を生み出せるよう活動しています。
お互いの共通する想いをカタチにしよう!と、Bistro Ampersandでのイベントが決まりました。

晩夏のココ・ファーム・ワイナリー見学

ココ・ファーム・ワイナリーへは、航シェフと一緒に9月に見学に伺いました。ちょうど収穫と仕込みが始まった時期で、ブドウ果汁がポコポコと音を立てて発酵する様子を見せて頂きました。


👆発酵の様子を覗きこむ航シェフと、案内いただいた柴田醸造長。

その時の様子は、写真や動画も含めてこちらの記事で紹介しています。

足利マール牛の長谷川農場を見学

なるべくココ・ファーム・ワイナリーのある足利の食材を使って料理を提供したいため、10月には再び航シェフと一緒に足利に足を運び、食材探しに。

メイン料理で使う足利マール牛は、ココ・ファーム・ワイナリーのブドウの搾りかすを飼料として使っています。だから名前がマール(ブドウの搾りかすの意味)牛です。

足利マール牛の生産者である長谷川農場は"循環農業"として、近隣の米農家から資料として稲をもらい、堆肥として牛糞をお返しする取り組みもしています。農業人として「美味しいお肉を提供する」ことはもちろん、未来に地域の産業を繋げるための活動にも力を入れていらっしゃるお話を伺えました。

 

👆航シェフと長谷川農場の長谷川さん。

ワイン(ブドウ)も同じですが、長谷川農場でも、つくり手の方が我が子のように牛を育てて送り出してくれることを実感。

マール牛は赤身と霜降りのバランスがちょうど良い、和牛とホルスタインを掛け合わせた交雑種。噛むたびに肉の旨味が口の中に広がり、食べ続けても飽きない美味しさです。

つくり手のお話を聞きながらコース料理を

今回のイベントには、ココ・ファーム・ワイナリーの醸造責任者である柴田さんに鎌倉までお越しいただきました。参加者の皆さんに、6種のワインをその都度ご説明いただきながらご提供しました。

乾杯は、「北ののぼ」というスパークリングで。
前菜は、足利の渡良瀬エコビレッジから取り寄せたお野菜を中心としたもの。ワインは「農民ドライ」という白ワインを。

私たちと航シェフで試飲と試食を重ねて、料理とワインの相乗効果が最大になる組み合わせを実現することが出来ました。
試食の時に、私たちは言いたい放題コメントしただけでしたのに、ソースや調理を微調整してピタッとワインと合うお料理を完成させている航シェフ。プロの仕事を魅せていただきました!

👆次の前菜は栃木シャモを使ったお料理。鶏肉であっても「前菜」とするBsitro Ampersandらしいコース(笑)

この栃木シャモのお料理には、「山のカンタータ」という白ワインを。まさにお料理とワインが響き合う(カンタータ)感動を皆さんと共有できました。

「お料理とワイン、合いますね!」とのお客様の声に「そりゃぁ合わせましたから」と答えた航シェフに会場みんなで笑って楽しい食事の時間。

 

次は魚料理。海無し県の栃木ですので、ヤシオマスという魚を。このお料理では「白ワインか赤ワインか」から悩みましたが、「農民ロッソ」という赤ワインを。真紅のスープと農民ロッソが非常に合いました。

最後のメインは足利マール牛。2種類のお料理として提供されました。プロジェクターに足利マール牛の長谷川農場見学時の写真を写しながら、素材や調理方法についての説明を聞いていただきながら召し上がっていただきました。

コース最後の赤ワインは「山のタナ」。しっかりとしたタンニンの効いた赤ワインに合わせて2種目のお料理はバラの部位を使って。

 柴田醸造長がワインづくりの道に入ったきっかけや、ワインを商品化するときの裏話など、直接つくり手からお話を聞きながら頂くワインは格別です。

とちあいか🍓を使ったデザートには、「ケルナー・シエスタ」というワイン。酵母が途中で発酵を止めたため、「酵母がお昼寝しちゃった」ワインとして「シエスタ」という言葉が商品名になっているそうです。
貴腐ブドウという貴重な(毎年出来るとは限らない)ブドウを使った甘口~やや辛口のワインで、どこか紅茶のような味わいもある、非常にロマンティックな美味しさのワインです。来年は「シエスタ」にならないかも…このヴィンテージは購入すべしですね!

 食べて、飲んで、喋って、心もお腹も満たされる

ワイン、お料理、それぞれに語りたいこと満載で楽しんで頂くコース料理でした。

 👆「すごい空きましたねー!」とイベント終了後に。空き瓶と柴田醸造長。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。そして足利からお越しくださった柴田醸造長、試作と仕込みにたくさんの時間を費やし素晴らしい料理を提供くださった航シェフ、本当にありがとうございました。

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