【23年夏 旅レポ②】ワイン産地として盛り上がる長野県小諸市
長野県小諸市は、東信エリアにある小さな市ですが、ここ最近、日本ワインではよく名前を聞くようになってきた勢いのある町です。この夏の旅では、小諸市にある2つのワイナリー/ヴィンヤードを訪問しました。
目次
拠点は、快適な駒出池キャンプ場
夏休みで5連泊したキャンプ場は、前ブログ記事でレポートした「滝沢牧場」から車で45分ほど走った長野県南佐久郡佐久穂町にある、駒出池キャンプ場でした。
池がとても綺麗で、早朝に池の周りを散歩すると、池面に周りの木々が映ってとても幻想的でした。
その他、次の点が気に入ったキャンプ場でした!
・各区画が広い
とてもゆったりとした区画割で、隣の区画に気を遣わず伸び伸びと過ごせます。
・お湯が出る
なんと炊事場の蛇口からお湯が出る!食器洗いが楽ちんでした。
・子供が飽きない
虫取りや川遊びができる他、アスレチックやトランポリンなど遊具も充実。
・洗濯が出来る
コインランドリーまで行かずとも、キャンプ場内に洗濯機と乾燥機あり。
(唯一難点を挙げるとすればお風呂が遠いことでしょうか。一番近い温泉で車で25分。我が家は連日、八峰の湯という温泉に通いました。)
自然豊かな小諸市
駒出池キャンプ場から車で40分ほど走ると小諸市です。今回の旅では2つのワイナリーさんを訪問しました。
小諸市は、東信エリアにあり、上田市や東御市の東側に位置する小ぢんまりとした町です。浅間山のふもとの自然豊かな場所で、車を走らせると所々に青々とした棚田の景色が綺麗でした。一級河川の千曲川が流れ、川から離れて山側へ登っていくと畑や田んぼの風景が広がります。
2つのワイナリー畑を訪問
今回の旅では、2つのワイナリーの畑にお邪魔しました。1つ目は、グラン・ミュールさん。当店で大人気だったシャルドネ品種の微発泡ワイン、「風薫る」のつくり手、川口さんです。
猛暑つづく中、お1人での畑作業が終わった夕方にお邪魔し、お話を聞かせて頂きました。元金融マン、真面目な方と思っていましたが、お話していると真面目なだけではない一面が見え、「やはり直接会ってお話しないとな」と改めて実感。
☝️川口さんと、景色が見えるように軽トラの荷台で撮影。
もう1つは、新しい取引先となるミリ・ボーテさん。風の吹き抜ける気持ちの良い畑です。
元高校教諭ならではの大変分かりやすい説明をしていただき、軽トラの荷台に乗せてもらい畑から帰ったあとは、ミリ・ボーテさんのショップでお話。お手製のエーデルフラワーシロップの炭酸割をいただいたのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった!
(この2ワイナリーのつくり手紹介の記事はまた別途アップ予定です)
自治体も力を入れるワイン産業
小諸市は、小さい町ながら既に6社のワイナリーが出来ています。長野ワインは東御市がワイナリー集積地として有名ですが、小諸市は市もここ最近ワイン産地としての発展に力を入れているのだとか。新規参入でワインづくりをする人にとって、畑探しは自治体の協力が必須です。つくり手の方からお話を伺っていて、小諸市は市の職員とつくり手の方の距離感が近いな、と思いました。
小諸市にあるアンワイナリーさんは、宿泊することも可能です。
今回は立ち寄れませんでしたが、写真のような絶景レストラン【グロワーズキッチン】も途中で発見しました。
軽井沢駅から小諸駅まで電車で20分。軽井沢での滞在時に小諸市まで少し足を延ばしてみるのもおすすめです。
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