【第二回】日本ワインとスパイスのマリアージュを楽しむワークショップ

 スパイスつまみと、日本ワインのマリアージュを参加者と皆で楽しむワークショップ。第二回の様子をレポートします。

目次


鎌倉市極楽寺にある古民家アナン邸での日本ワインワークショップ

現在、月に1回開催している「スパイスつまみの会」。2023年5月29日土曜日に第二回が開催されました。

会場は、鎌倉市極楽寺にあるスパイス屋さん、アナン邸です。アナン邸は創業62年の老舗スパイス商。日本全国のカレー屋さんが師匠と慕うアナン邸のメタ・バラッツさんが講師です。

江ノ電の極楽寺駅から徒歩3分のアナン邸の建物は古いお屋敷で、縁側から見える庭も素敵。第二回のこの日はあいにくの雨模様でしたが、お庭の草花が雨で濡れ、これまた良い雰囲気。もういよいよ梅雨が到来かな、と感じる日でした。

アナン邸のスパイスを使った日本ワインに合うつまみ8品

 参加者は皆でエプロンをして、アナン邸のキッチンテーブルを囲み、スパイスつまみを作っていきます。第二回は、メニューの中に揚げ物もあり、参加者の皆さんが素晴らしい連携プレーで揚げていくボンダという揚げ物の匂いがスパイスの香りと相まって食欲をそそります。今回はバケットがあったり、オイスターソースを使ったり、前回とはまた少し違う雰囲気。

 スパイスつまみの会

その場で閃いたアイディアを形にしていく即興料理教室。この日はなんと8品のスパイスつまみが完成!

 スパイスつまみ

この日、日本ワイン店じゃんからは、微発泡ワインを1種類、オレンジワインを2種類、白ワイン1種類、赤ワイン1種類の合計5本をご用意しました。

 スパイスつまみの会ワインリスト

ポークヴィンダルーと赤ワイン「農民ロッソ」が相性抜群!

 今回、面白い!と思ったスパイスつまみが「ポークヴィンダルー」です。ヴィンはワイン、ダルーはニンニク、と言う意味。スパイスを求めてインドにやってきたポルトガルの人々が伝えた調理方法や、食材の保存方法とインドのスパイスが一緒になり出来上がったレシピだと言われています。今回持って行った「農民ロッソ」という赤ワインの渋さ(タンニン)と、非常に良く合いました!

ポークヴィンダルーとワイン

是非皆さんも、ポークヴィンダルーのスパイスセットを買って、おうちで赤ワインと合わせてみください♪

ワインはこちら→「農民ロッソ(ココ・ファーム・ワイナリー/栃木県)

揚げ物「アルーボンダ」には甲州のオレンジワインが合う

今回の揚げ物「アルーボンダ」は、スパイスで味付けしたジャガイモをひよこ豆の粉で衣づけして揚げたもの。私もボンダという料理は初めてでしたが、揚げたてはいくらでも食べられる美味しさ!参加者の皆さんと「鎌倉にボンダ屋があれば良いのに!」という話題で盛り上がりました。

この揚げ物は、持って行った甲州のオレンジワインが良く合いました。ブドウの果皮も一緒に発酵させているので、果皮の持つ渋さやほろ苦さがあります。揚げ物を食べた口の中を、このほろ苦さ・ドライさが流してくれ、とても相性が良かったです。

アルーボンダ

 ワインはこちら→「かもし甲州(マルサン葡萄酒/山梨県)

その他、今回つくったスパイスつまみと、それに合うワインはこちら。

オクラとトマトのクミン炒め

ワインはこちら→「イエマジパンチ(イエローマジックワイナリー/山形県)

 

ビーツのアチャール

ワインはこちら→「ソーヴィニヨンブラン(信州たかやまワイナリー/長野県)

 

バジルチキンカレー

ワインはこちら→「原口畑プティマンサンオレンジ(ウッディーファーム&ワイナリー/山形県)

参加者全員で、作ったスパイスつまみを食べながらワインを飲み、どのスパイスつまみにどのワインが合うか、議論する楽しい時間。

スパイスつまみの会

第二回のこの日も新しい発見のたくさんある会となりました。

スパイスつまみの会は、月1回の開催です。興味のある方は、アナン邸のInstagramをフォローしてみてください!

アナン邸Instagram @anan_spice


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日本ワイン店じゃんのセット

当店では、月に2回ほど、日本ワインを楽しんで頂くためのセット販売をしております。当店がある鎌倉の美味しいものとセットになったり、ワインを楽しむ時にあったら良いものとセットになったりします。 セット販売は数量限定の販売となります。発売開始時に公式LINEで案内いたしますので、気になる方は公式LINEをご登録ください。 友だち追加