
【イベントレポート】都農ワイン赤尾社長ご来店♪宮崎ワインと宮崎地鶏を堪能!
2025年1月25日のイベントでは、都農ワイン(宮崎県)の栽培醸造責任者であり社長の赤尾誠二さんをお迎えしました!
目次
赤尾さんが語る、「ワインは地酒」という言葉。
赤尾さんが語ってくださった「ワインは地酒」という言葉。その深い意味が、イベントを通じて心に刻まれました。赤尾さんは、国を代表する醸造家として海外生研修に選ばれ、オーストラリアで学んだ経験があります。しかしそこで、「宮崎のような雨が多い土地ではなく、北海道のようなブドウ栽培に適した土地でワインを造るべきだ」と皆から言われ、大きなショックを受けたそうです。
その時、
「僕はなんで宮崎でワインを作っているんだろう?」
と自問自答し、長い試行錯誤の末、赤尾さんが辿り着いた答えがこちらでした。
「宮崎らしいワインを造ること。それが、宮崎出身の自分にしかできないことだ。」
この想いが、都農ワインでのワイン造りに込められているのです。
実験のように試行錯誤を繰り返すブドウ栽培。
また、話を聞きながら、赤尾さんがとても「実験好き」であることもよくわかりました。 料理が得意で、魚をさばいてお寿司を選んだり、自作の冷燻機で燻製を作るほど!
ブドウ栽培も醸造も同じように、実験を重ねながら日々改善してきたといいます。
毎日欠かさず畑の写真を撮り、エクセルにその記録を残しながら次はどうすれば良いかを常に考え続けているそうです。(そのエクセルを印刷した8mにも及ぶ巻き絵状(?)の記録を見せていただきました!)
*これが、巻き絵のような畑の記録!
雨が多く、台風被害も避けられない宮崎の地。この厳しい環境で「宮崎らしいワイン」をずっと続けてきたのは、赤尾さんの研究熱心な姿勢と、都農ワインの皆さんの絶え間ない努力の積み重ねにほかなりません。
イベント当日は8種類もの都農ワインを飲ませていただきました。
暖かい宮崎で太陽をたっぷり浴びたブドウから造られる、南国らしいワインの味わいです。宮崎弁の赤尾さんの話を聞きながら飲むと格別の美味しさでした。
宮崎を、香りで、色合いで、味で楽しむ。
さらに、当日は宮崎から地鶏頭を取り寄せて、店先で炭火焼き✨赤尾さんが「これが宮崎の匂いです!」と仰ってくださいました。 宮崎を、香りで、色合いで、味で、耳で聞いて、さまざまに楽しんでいただけていれば幸いです。
*店頭で地鶏の炭火焼きをしました!ご近所の方が炭を差し入れてくださり、感謝。
ワインは地酒。これからも当店では、日本各地の「地酒」をたくさん楽しんでいただけるように活動していきます! 赤尾さん、そして参加してくださった皆さま、特別な時間を本当にありがとうございました!
当店ではこれからも、つくり手を招いたイベントを企画してまいります。ぜひお気軽にお越しください😊
執筆担当:加藤曜子



