【イベントレポート】ニューワールドと日本のワイン10種飲み比べ!

2024121日、葉山の古民家で、ニューワールドと日本のワインを10種飲み比べるイベント、第二回「FIND YOUR OWN WINE」を開催しました。

先入観なしでワインと向き合う時間

 昨年の910日に開催したイベントの第二回です。もはや、日本ワイン店じゃんのイベントではおなじみ!?の橋本亜季さんとの共創イベント。コンセプトは、前回と変わらず、「自らの感性でいろんなワインと向き合う」。前回は、まだまだ夏の日差しが厳しい時期でしたが、今回は冷え込みが厳しい1月に開催しました。お借りした葉山の古民家See the sunのお庭には、梅が咲いていました。

庭に咲く梅の花。当日はあいにくの雨。午後から雨も上がり少し晴れてきました。

10種類のワインと6種類の料理

 昨年の9月には、ヨーロッパのワインと日本のワインを10種類でしたが、今回はニューワールドと日本ワインを10種類。それに、亜季さんと、日本ワイン酒場店主の私が用意する料理6種を用意しました。

 このイベントのポイントは、ウェルカムドリングの泡を除き、白、ロゼ・オレンジ、赤が3種類ずつ、計9種類を提供するのですが、いずれも、どれが何のワインだかわからないという点。アルミホイルが巻かれたボトルから、ワインが注がれて、皆さんがそれぞれワインを愉しみ、そして、テイスティングシートに好みや料理との相性や感想を記入するという流れ。亜季さんの用意した料理は、カジキマグロのエスカベッシュ、根菜のアラビアータ、鶏のガランティーヌ。私の方で用意したが、平目の昆布締め、おでん、豚と大豆の角煮。ワインの好みだけでなく、料理との相性も試してもらいます。

 当日は、雨にもかからず予約いただいて方は全員お越しいただき、前半、後半で合計19名の方に参加いただいて開催しました。

 

皆さまの感想をテイスティングシートに記入してもらいました。

 ワインの説明を受けて、わいわいがやがや

 さて、ワインと料理を愉しんでいただいて、いざワインの説明。白では、日本のワイン2種を入れて、甲州と使ったものと、ソーヴィニヨンブランとセミヨンのブレンドしたものを出しました。

甲州だと思って出したワインに、「これがソーヴィニヨンブランだと思った」という反応があり、慌てて、自分でテイスティング。確かに、甲州のはずなのですが、「少し怪しい…💦」と思って、アルミホイルを開封。やはり、山梨の甲州を使ったワインでした。一安心。実際に、私自身も試しましたが、甲州っぽくない甲州だとわからないですね。

あと、赤は、ニュージーランド、南アフリカ、日本のピノノワール飲み比べ。ブラインドで提供した時点では、ニュージーランドのピノに、「これが日本っぽい」とおっしゃる方がいました。実は、このニュージーランドのピノは、現地のブドウで日本人が醸造しているピノなのです。日本人が海外で作るワインを日本ワインっぽいと表現される感性にとても驚きました!

ワインの説明しながら、皆さまが会話を愉しむのが、この会の醍醐味。

定期開催が決定!

 やはり、このイベントは、来ていただいた方にとってワインの楽しみ方の幅が広がるイベントだと感じました。「期待していた以上に楽しかった」、「また開催してほしい」、「良い経験となった」と嬉しいコメントを多く頂戴しております。したがって、本イベントは、来年度は、年三回の定期開催とすることが決定しました。次回は2024/5/26の日曜日。皆様ご予定を♪

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 葉山のSee the sunという古民家で過去二回を開催して、道路の音も聞こえず、ゆっくりとした空間でワインを愉しんで頂いたものの、場所が分かりづらかったり、今回も前回と同様に辿り着かない方々が続出、そして、逗子駅からバス、タクシーで移動せねばならず、雨が降ったのでタクシーが捕まらなかったりとご不便をおかけしました。

 今後は、鎌倉で開催します。駅から近くです。場所は、まだ内緒…


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