日本ワイン専門店がオススメする鍋に合うワイン

　年末になると、「（今日の晩御飯）お鍋なんですけど、合うワインってありますか？」と、「ワインだからお鍋には合わないですよね」というニュアンスで聞かれることが多くなりました。

声を大にして言いたいのは「日本ワインは、鍋に合うワインいっぱいあります！」ということ。

日本の気候と風土で育ったブドウから作られる、繊細で滋味深い味わいの日本ワインは、鍋料理との相性が良い商品がたくさんございます。

目次

基本は甲州ブドウの白ワインがオススメ

出汁がベースのお鍋には甲州というブドウ品種を使った白ワインが合います。キレのある辛口の甲州の白ワインをキリリと冷やして、アツアツのお鍋と楽しむのが最高です。

中でも、「シュール・リー製法」でつくった甲州ブドウの白ワインは、ふくよかな味わいなので特に相性が良いです。（シュール・リー製法とは？についてはこちらのブログを参考にしてください）

 シュール・リー製法で作られた甲州ブドウの白ワインはこちら👇

 

その他、漫画「美味しんぼ」にも掲載された、同じくシュール・リー製法で作った甲州ブドウの白ワインもお鍋との相性抜群です。

勝沼甲州

￥2,970(税込)

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和食のために作られた白ワイン

甲州ではなく、ヨーロッパ品種のブドウで作られた白ワインでも、鍋料理にとても良く合うワインがあることも是非知っていただきたいです。このワインと鍋のマリアージュを体験すると、「日本ワインって、面白い！楽しい！」と思ってもらえるのではないかと思います。

日滝原

￥3,600(税込)

セミヨンとソービニヨンブランという品種のブレンドの白ワイン。落ち着いた苦みと旨味が、地味ですが美味しく、鍋や天ぷら、魚の塩焼きなどに非常によく合うワインです。

鍋料理に合う日本の赤ワイン

鴨鍋や、醤油ちゃんこなど、薄口醤油ベースの味が付いた鍋には、ピノ・ノワール品種の日本の赤ワインがおすすめです。繊細でエレガントな赤ワインで、渋さが程よく、鴨や鶏団子の軽やかな肉質と薄口しょうゆの味付けに、ぴったりと寄り添い、お互いを引き立てます。

京都丹波　ピノ・ノワール

￥5,500(税込)

この「京都丹波ピノ・ノワール」は、世界的なワイン評論家ジェイミーグット氏が「日本のピノ・ノワールの中でも非常に良い」と評価したことで話題に。

先日、良い鴨が入手できたので、「これは！」と思いこの京都丹波ピノ・ノワールと頂きました。まず、このピノ・ノワールの赤ワインが美味し過ぎて悶絶（淡いのですが旨味が強い！口に含んだら胃まで流れるような美しさ）で、更に鴨鍋と合いすぎて悶絶でした…！！

 お鍋料理と日本ワインのマリアージュ、皆様も是非お楽しみください♪