シードルとはどんなお酒?アルコール度数やおすすめの飲み方を紹介
当店でもいくつか取扱いのあるシードル。私も日本ワインを知る中で好きになりました。いったいどんなお酒なのでしょうか?気になるけどまだ手を出したことがない方に、本日は「シードルのすすめ」。日本の食事にも合わせやすい日本のシードルをご紹介します。
目次
シードルって何?りんごを原料として作られるアルコール飲料
シードルは、リンゴを原料として作られる伝統的なアルコール飲料です。リンゴを搾り、その果汁を発酵させることで作られます。シードルの特徴は、豊かなリンゴの風味と爽やかな酸味があり、甘口から辛口まで幅広いスタイルがあります。フランスやイギリスが有名な産地で、地域ごとに独自の特性が見られます。シードルはワインと同じく食中酒として楽しまれることが多く、シャンパンのような泡のあるものもあります。因みにりんご以外では洋梨を使ったものもシードルと呼ばれます。(イギリス圏ではペアサイダーとも呼ばれ、当店では、長野県はすみファームさんの「ペアサイダー」を取り扱っています。ドライで美味しいです!)
シードルの起源は?ヨーロッパから世界へ広がる
シードルの起源は古代ケルト人にまで遡ります。リンゴは中世ヨーロッパで広く栽培され、リンゴの果汁を発酵させる方法が発展しました。フランスやイギリスでは、16世紀頃にシードルの製造が本格化。地域ごとに異なるリンゴの品種や製法が発展しました。シードルは農民たちの基本的な飲み物であり、今日でも世界中で愛されています。
シードルとワインとビールの違い
シードル、ワイン、ビールは全て発酵を経てつくられるお酒ですが、原料がそれぞれ異なります。シードルはリンゴを原料に発酵させたものです。ワインはブドウを発酵させたもの、ビールは麦芽やホップを発酵させたものです。どれも”発酵”繋がりですね。
日本のシードルの特徴は?青森や長野で多く作られている
日本では青森県や長野県で多くシードルが作られています。日本のシードルは、「ふじ」や「紅玉」といった食用のリンゴ品種を使うことが多く、スッキリと辛口に仕上がっているものが多いです。
当店で扱うシードルも食用リンゴを使っています。
2,240円(税込)
👆複数の食用品種のリンゴをブレンドしたシードル
とてもスッキリとした辛口。溌溂とした泡が爽快なシードルです。スッキリ具合が高いので、お寿司でも合いそうなくらい。
2,250円(税込)
👆皆さんお馴染みの紅玉を使ったシードル
林檎の良い香りがふわりと香り、飲むと喉越しドライです。揚げ物の脂をさっと流したり、軽くサンドイッチなどをつまんで昼飲みにも良いです。
また、スパイスなどで香りづけしビールのような味わいになっているシードルもあります👇
880円(税込)
👆こちらは、ホップやコリアンダー、オレンジピールで風味づけされたビールのようなシードル。ワインはリリース後即完売という人気ワイナリーの隠れた名品♪これを飲んだらビールが飲めません!
シードルはどんな時に飲めばよいのか?おすすめの飲み方を紹介
シードルはアルコール度数が6~8%とワインより低く、クセのないスッキリした味わいなので、お酒が強くない方も飲みやすいお酒です。春や夏の季節には、リフレッシングな味わいがピッタリです。ピクニックやバーベキュー、アウトドアのイベントで気軽に楽しむことができます。また、日本のシードルは辛口タイプが多く、ワインと同様に食事とのペアリングも楽しめます。幅広いシーンで、シードルのフレッシュな魅力を楽しんでみてください。