土用の丑の日、うなぎと相性抜群な日本ワイン4選
2023年の土用の丑の日は7月30日の日曜日だそうです。我が家は、湘南エリアで鰻を食べると言ったら、もうここ何年も辻堂にある「うな平」に通っています。先日、ネットで「うな平」が昨年10月で閉店したと知りショックを隠せません。という訳で、本日は鰻と合わせたい日本ワインについて書きます。
目次
うなぎとワインのペアリングのポイントは?鰻のタレに合うのは「マスカット・ベーリーA」
うなぎとワインのペアリングのポイントとなるのは、うなぎの脂と甘み。白身のうなぎはシャルドネに、脂の多いうなぎは樽熟成したシャルドネやピノ・ノワールに良く合います。しかし日本人が良く食べるのは"鰻のかば焼き"や"うな重"。これにはマスカット・ベーリーAのワインが最高に合います!この品種に含まれる「フラネオール」という香り成分が、鰻のかば焼きのタレの味や香りと同調するためです。
うなぎのかば焼きに合うワインの特徴!おすすめの赤ワイン2選
うなぎの蒲焼きに合うワインは、鰻の脂の多さとタレの甘みを考慮したものが良いです。先述したマスカット・ベーリーAのワインの中でも、ベリー香が豊かで熟成の効いた赤ワインがおすすめです。
例えば下記のようなワイン。
ラフィーユ樽ベーリーA(まるき葡萄酒/山梨県)
この品種専用の樽で熟成させており、豊かな香りと樽による熟成のバランスが◎
この品種専用の樽で熟成させており、豊かな香りと樽による熟成のバランスが◎
プライベートリザーブマスカット・ベーリーA(都農ワイン/宮崎県)
樽熟成による落ち着きと、果実の豊かさが共存する美味しさ
樽熟成による落ち着きと、果実の豊かさが共存する美味しさ
うなぎの白焼きに合うワインの特徴!おすすめの白ワイン2選
お酒を楽しむ時に食べるには、かば焼きより白焼き派、という方もいるでしょう。うなぎの白焼に合うワインは、脂の少ない白身に適した爽やかな味わいが求められます。アクセントとして程よい酸味も楽しめると良いですね。
例えば下記のような日本ワイン。
かざま甲州シュールリー(甲斐ワイナリー/山梨県)
キレの良さとコクが両立した辛口の甲州ワイン
キレの良さとコクが両立した辛口の甲州ワイン
日滝原(楠わいなりー/長野県)
セミヨンとソーヴィニヨンブランのブレンド。和食にはコレ!の白ワイン
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まとめ
鰻のかば焼きは江戸時代から日本に定着する料理。そこに海外のワインを合わせている場合ではないですね。皆さんも日本ワインと鰻で、暑い夏を乗り切ってください!
そして「うな平ロス」の我が家のために、美味しい鰻屋さんをご存じでしたら教えてください!
👇鰻と合うワイン一覧はこちら
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