夏野菜の発酵つまみと日本ワイン
夏野菜の旨味、酸味を楽しめる発酵料理"ピコデガヨ"を作るワークショップに、夏にぴったりな爽やかな日本ワインをご提供しました!
目次
こだわりの家具に囲まれた、鎌倉市材木座のハルバル材木座にて
開催場所は鎌倉市材木座にあるハルバル材木座。当店から歩いて3分の距離にある素敵なコワーキングスペースです。オーナーの伊藤さんが長年かけて収集したイームズチェアなど、こだわりの家具がそろう素敵な空間です。
集まっていただいた10名の方と一緒に、発酵つまみを作っていきます。作るのは、メキシコの発酵料理であるピコデガヨ。薬膳料理の先生である橋本亜季さんから、薬膳の考え方を取り入れた夏の養生について学びます。開催日は7/9でちょうど夏至の直後。夏至は、「陽」のエネルギーが高まる時期なので、ほてった身体を休めたり水分を補給する夏野菜を摂ることで身体のバランスが取れるそうです。調理する食材はそんなたっぷりの夏野菜です。
メキシコの発酵料理ピコデガヨ
ピコ・デ・ガヨはスペイン語。私は中々この言葉を覚えられず、SNSでのイベント告知でも一度「ピカデヨガ」と書いてしまいました、すみません。「雄鶏のくちばし」という意味で、ピコデガヨに使うトウガラシが、くちばしの形と色に似ていることから由来しているそうです。
刻んだ夏野菜に、乳酸発酵したハラペーニョと、発酵を促進するためにザワークラウトの液を混ぜます。これを最低2週間、瓶の中で発酵させることで美味しいピコデガヨが完成するそうです。
瓶に少しだけ残ったピコデガヨに、また新しく刻んだ野菜を入れて発酵させることも可能だそうです。継ぎ足し継ぎ足しで守っていく"ぬか床"みたいだなぁと思いました。「おばあちゃんの代から受け継いでいるピコデガヨ」なんて素敵です。
ピコデガヨの活用方法
参加者の皆さんと、作ったピコデガヨをどうやって食べたら美味しいか話すと、たくさん良いアイディアが出てきました。
・ナチョスにのせてチーズをかけて焼く
・ソテーした肉や魚にかける
・生ガキにかける
・フロマージュブランにかけてオリーブオイルと塩ぱらり
・フィッシュアンドチップスにかける
・水餃子にかける
・冷製パスタや素麺と和えてオリーブオイルをかける
たくさんピコデガヨを仕込んで、ひと夏楽しめますね。
爽やかな日本ワインとピコデガヨのタコス
ワークショップの後は、事前に橋本亜季先生が作ったピコデガヨを使ってタコスを頂きます。
それに合わせて、当店からは日本ワインをご提供しました。ジメジメした湿気を吹き飛ばすような、タコスに合う爽やかな日本ワイン!
この日のラインナップは下記でした。
ドライなのど越しの美味しい発泡白ワイン。
酸味がアクセントになった辛口ロゼ
洋ナシの発泡酒、ドライで美味
土っぽい優しさの赤ワイン