飲み残したワインの自宅での保管方法は?便利グッズを紹介
ワインは開けたら飲み切らないといけないと思っていませんか?今日は、飲み残したワインの保管について、保管のポイントと、おすすめのワインキャップをご紹介します。
目次
一度開けた後にワインの味が変わる理由とは
ワインを一度開けたら味わいが変わってしまう主な要因は空気に触れるからです。
酸素とワインが触れることで、ワインの酸化が進行します。それによって、ワイン中のフレーバーやアロマが変化し、一部の化合物が分解されることで風味が変わります。また、時間とともにワインの酸味やタンニンがまろやかになることもあります。
このような変化により、一度開けたワインが空気に触れることで変化し、味わいに深みが増すことがあります。このような、時間経過による”良い”変化は、よく「角が取れた」「開いてきた」と表現されます。しかし、長時間経過するとワインが劣化し、酸化による風味の低下や酸っぱさの増加が起こるので注意が必要です。
飲み残しのワインを保管するには冷蔵庫の野菜室がおすすめ
では、飲み残しのワインを保管する際は何に気を付ければ良いのでしょうか。まず、空気の接触を最小限にするためにキャップやワインストッパーで密封しましょう。
次に、高温や直射日光でワインの品質が損なわれる可能性を下げるために冷暗所での保管が重要です。冷蔵庫は温度が安定しており、酸化を遅らせるのでおすすめです。我が家は冷蔵庫が満タンで入らない時は野菜室に入れて置いたりします。
飲み残しのワインは何日くらい保管できる?
飲み残しのワインの保管期間は、一般的には白ワインで2〜3日、赤ワインで5日程度、最大1週間程度が推奨されています。開封後、ワインは酸化や劣化が進行し始めますので、できるだけ早く消費することが美味しさを保つポイントです。
ただし、ワインの種類や品質、保管条件によっても異なる場合があります。特に上質なワインや長期間保存が可能な特殊なワインは、保管期間が延びることがあります。
以前、ある飲食店で「抜栓して2週間」というワインを頂いたことがありますが、旨味がとても濃厚になっており驚きました。「こうしなければならない」と縛られずに、自由に美味しさを感じるのもワインの楽しさだと思います。
自宅での保管はワインキャップ“プルテックス アンチ・オックス”がおすすめ
ワインを保管する際に使うワインキャップですが、色々試した結果、プルテックスというメーカーのものがオススメです。シュポシュポと空気を抜くキャップ(バキュバン社など)は、値段がお手頃で良いのですが、
「酔っぱらってシュポシュポするのが大変」
「真空になったか分からない」点がデメリット。
一方で、プルテックス社のアンチ・オックスは、ワインボトルに被せるだけで、シリコンが口部分にしっかりと密着し、外部の空気の侵入を防ぎます。これにより、酸素の浸透を防止し、ワインの鮮度を維持します。
この通り、被せるだけで全く手間がかかりません。
また、内部のカーボンフィルターがワインの酸化の原因となる揮発性成分と酸素の接触を抑制するため、シュポシュポしなくても、被せるだけで酸化の進行を遅らせることができます。
キャップには開封した日がひと目でわかるマーカーが付いています。抜栓してから何日経ったか一目瞭然なのも便利なポイント。飲み途中のワインが複数本になった時「あれ?どっちが先に開けたやつだっけ?」とならずに済みます。
日本ワイン酒場じゃんでは日々使用していますが、今のところヘタってきた様子も全くなく使えています。ワインのキャップをお探しの方は是非!