ソーヴィニヨン・ブランの特徴とおすすめ日本ワイン

白ワインと聞いてまず思い浮かぶブドウ品種はシャルドネですが、次に思いつくのがソーヴィニヨン・ブランではないでしょうか。
日本ワイン酒場じゃんでは、今週、同じソーヴィニヨン・ブランの白ワインで産地違いのワインをご提供して違いを楽しみました。今日はソーヴィニヨン・ブランの特徴について紐解いてみます。

目次

ソーヴィニヨン・ブラン品種のワインの味わいの特徴は?

ソーヴィニヨン・ブランは、シトラス系の香りと酸味が際立つ白ワインの品種です。爽やかな味わいで、グレープフルーツや青リンゴのフルーティな香りや味わいと、草やハーブのアクセントが楽しめます。ボディは軽めで、長い余韻が特徴です。樽熟成によりバニラやバターの風味も感じられますが、ステンレスタンクで醸造されることも多いです。総じてソーヴィニヨン・ブランは、「爽やか」というイメージの強い白ワインです。

 

ソーヴィニヨン・ブラン品種のワイン、世界の主な生産地はどこ?

ソーヴィニヨン・ブラン品種のワインは世界中で生産されています。ニュージーランド、チリ、南アフリカ、オーストラリア、アメリカ、そしてフランス。元々はフランスの品種ですが、現在では世界各国それぞれのソーヴィニヨン・ブランのワインが確立されています。

* ニュージーランド: マールボロ地域が特に有名で、クリスプでシトラス系の風味が典型的です。
* チリ: 中央谷やカサブランカ谷が高品質なソーヴィニヨン・ブランを生産しています。
* 南アフリカ: ステレンボッシュやダーバンビルなどの地域で、新鮮でフルーティなワインが造られています。
* オーストラリア: アデレードヒルズやマーグレット川谷などで、多様なスタイルのソーヴィニヨン・ブランが醸造されています。
* アメリカ: カリフォルニア州が主要な生産地で、ナパバレーなどで高品質なワインが製造されています。
* フランス: ロワール渓谷、ボルドー地域、ロワールのサンセール地区などが有名で、フレッシュでエレガントなワインが産出されます。

これらの地域でソーヴィニヨン・ブランのワインを試すと、それぞれ異なる風味や味わいを楽しむことができます。

 

日本でソーヴィニヨン・ブラン品種のワインは造られている?

もちろん、日本でもソーヴィニヨン・ブラン品種のワインが造られています。特に山梨県、長野県、北海道などの地域でソーヴィニヨン・ブランが栽培され、クリスプでフルーティなワインが誕生します。日本独自の風味や品質が評価され、国内外のワイン愛好家に喜ばれています。

 

ソーヴィニヨン・ブラン品種の日本ワインおすすめ

まずは、ソーヴィニヨン・ブラン品種の特徴をよく表している溌溂とした酸味が特徴の白ワインがこちら👇

ソーヴィニヨン・ブラン(ウッディーファーム/山形県)¥2,720(税込)
優しく、口当たりの穏やかなワインですが、ソーヴィニヨン・ブラン特有のはつらつとした酸味を感じられる爽やかな1本。

爽やかだけではなく、コクもしっかりと感じられるのはこちらのワイン👇

京都丹波ソーヴィニヨン・ブラン(丹波ワイン/京都府)¥3,300(税込)
京都の老舗ワイナリーの白ワイン。飲み始めはフレッシュな酸味が際立ちますが、時間が経つにつれ、じわじわとコクが出てきて美味しい。

同じ品種でも作り方でこんなにも違うのか!が体感できるソーヴィニヨン・ブランの白ワイン。


ソーヴィニヨンブラン(ミリ・ボーテ/長野県)¥3,800(税込)
蜂蜜のような濃さがありながら、苦みも感じられる、厚みのあるワイン。美味しさに驚きも相まってリピーター続出!

同じソーヴィニヨン・ブランでも産地やつくり手によって様々な表情を見せてくれるのがこの品種の面白いところかもしれません。
日本のソーヴィニヨン・ブランワインを試して、新たなワインの世界を発見しませんか?

ソーヴィニヨン・ブラン品種の日本ワイン一覧→


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