長野県

若林醸造

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自然と歴史の街、上田の酒蔵

蔵を継ぐきっかけとなった原点

歴史ある蔵ですが、驚くことに「最初は継ぐつもりはなかったです」と真実さん。

都会へのあこがれから上京し、大学卒業後はアパレル企業へ。東京で忙しい日々を送っていました。

転機は、学生時代に経験したアメリカ留学。実家が酒蔵だと話すと、多くの人が興味を持ってくれるのに何も語れない。「そのとき初めて、うちの酒蔵は日本文化の一部を担っているんだと気づいて、興味を持ったんです」と、振り返ります。

父も二人の娘に蔵を継がせるつもりはなく、自分の代で畳む覚悟をしていたといいます。それを聞かされた時、真実さんの胸に浮かんだのは「もったいない」「なくなるのは淋しい」という素直な気持ち。

「母屋は重厚な歴史ある建物で、小さい頃から大好きだった。なくしたくないと思ったんです」そんな想いが背中を押し、上田に戻り、蔵を継ぐ決意を固めます。

運命の出会いが導いた、若き女性杜氏の物語

小さな蔵だからこそできる、丁寧なつくり

続いていく、手しごとと想い