島根県

奥出雲葡萄酒

雪景色に包まれた、森と調和するワイナリー

島根県雲南市にある奥出雲葡萄園。出雲大社から車で約1時間、田園風景を抜け、農道を上ると「食の杜」という看板が見えてきます。その奥に佇むのが奥出雲葡萄園です。

訪れたのは2月、ワイナリー全体が白銀に染まり、幻想的な雰囲気を醸し出していました。ロッジ調の建物やブドウ畑、その先に広がる茅葺屋根の景色がまるで海外のワイン産地に来たかのような錯覚を覚えます。

ワイナリーにはショップだけでなくカフェも併設されており、ブドウ畑を眺めながら食事を楽しむことができます。特に印象的だったのは、ショップに入る際に靴を脱ぐこと。暖炉の温もりに包まれ、人の家に招かれたような温かさを感じました。

挑戦と情熱が詰まったワイン造り

土地と共に育まれる、唯一無二の味わい

奥出雲は雨が多く、ブドウ栽培には決して恵まれた環境とは言えません。そんな中でも、レインカットの工夫や樹間の調整など、試行錯誤を重ねながらブドウを育てています。

阿部さんは「この品種はもう少し間隔を狭くしても良いかもしれない」と、今もなお新たな挑戦を続けています。

奥出雲葡萄園のワインは、欧州系品種と山ブドウ系品種の両方を手がけています。減農薬・除草剤不使用で育てられたブドウから造られるワインは、クリーンな味わいと豊かな果実味が特徴。

特に人気のアイテムはリリース直後に完売してしまうことも少なくありません。

未来へつなぐ、地域と共生