北海道

ブラッスリー・ノット

雪深いニセコの地で極上のチーズ

父から子へ受け継がれる挑戦の系譜

「ニセコチーズ工房」の始まりは2006年。流通業界の大手企業に勤めていた近藤さんの父・孝志さんが、祖父の営んでいた酪農にルーツを感じ、フランス留学を経て立ち上げました。

「チーズが来る」と直感した孝志さんの予想は的中し、工房のチーズは瞬く間に人気を博します。やがて、息子である裕志さんにも声がかかりました。

当初、電子機械系を学んでいた裕志さんは、家業に入ることに抵抗があったそう。しかし、就職氷河期世代として将来の展望が描きにくい中、父の熱意に動かされ2010年に参画。

理系ならではの視点で「チーズは科学」という信念のもと、研究を重ねながらチーズ作りにのめり込んでいきました。

新たな手法を模索、進化を続ける工房

お酒と楽しむ、こだわりの味わい

ニセコチーズ工房のチーズは、乳質に頼らず技術で勝負するのが特徴。その努力の結晶ともいえるのが、「二世古雪花【sekka】」。

ドライフルーツのパパイヤ&パイナップルをまぶしたデザートチーズで、ワインはもちろん、吟醸酒や紅茶と合わせても至福のマリアージュ。

また、JAPAN CHEESE AWARDで3大会連続最優秀部門賞を受賞した「空【ku:】」は、穏やかな青カビと爽やかな苦味が絶妙なバランス。お酒とのペアリングで、さらにその魅力が引き立ちます。

「チーズ業界に貢献し、次の世代に残したい。」そう語る裕志さん。ニセコの風土を映した彼のチーズは、これからも進化し続けることでしょう。