広島県

三良坂フロマージュ

三良坂フロマージュの商品をみる

里山に溶け込む、小さなチーズ工房

牛の「幸せ」を最優先にした山地酪農

三良坂フロマージュを立ち上げたのは、創業者の松原さん。大学で酪農を学び、オーストラリアで実際に酪農業に携わる中で、大規模な酪農の効率性と生産性を重視するあまり、牛の健康や幸福が後回しにされている現実に疑問を抱くようになりました。

そこで「牛が本当に幸せに暮らせる環境で酪農をしたい」と考え、帰国後にこの三次市の土地を購入し、自ら開墾を始めました。

そして、松原さんが選んだのが「山地酪農」という放牧スタイル。牛や山羊を広大な山の中に放ち、季節ごとに異なる草を自由に食べさせることで、自然のリズムに寄り添った飼育を実践。放牧による適度な運動や、四季の変化を感じながら過ごすことで、牛たちは健康的でのびのびとした生活を送ることができます。この環境が、ミルクの豊かな風味を生み出しているのです。

牛たちはこの山の中で好きなように動き回り、美味しいと感じた草を食べ、気の向くままに水を飲みに来る。まるで野生のように自由な環境が、この牧場のスタンダードです。

10年の試行錯誤が生んだ極上のチーズ

こだわりの育て方で搾ったミルクを活かすために、松原さんはチーズ作りにも挑戦。フランスへ渡り製法を学びましたが、帰国後に直面したのは、現地と三次市の気候や環境、ミルクの成分の違いでした。フランスで学んだ通りに作ろうとしてもうまくいかず、試行錯誤の連続。今の製法を確立するまでに、実に10年もの歳月を要しました。

三良坂フロマージュのチーズは、そんな長い試行錯誤の末に生まれたもの。使用するのはもちろん、この里山で育つ健康な牛のミルク。牛たちは自分で選んだ草を食べるため、そのミルクはカロチンを多く含み、ほんのりと黄色みを帯びています。

この特別なミルクから作られるチーズは、まろやかで深いコクがあり、口の中でじんわりと広がる味わいが特徴です。

牛も人も幸せに生きるために